感度のレベルが10あるとします。
スキルを覚えると2か3レベルにはすることができます。もちろん、女性の体質によって違ってきますが。
普通に気持ち良い状態には、覚えるレベルで十分可能です。
でも、レベルを4から6レベルに導くには、覚えるレベルでは難しい。逆に感度を下げてしまう可能性がある。
覚えてないスキルは使えないからです。これからどうしたらもっと気持ち良くさせられる、かそれが分からない。その結果、アプローチが単調になる。毎回同じ繰り返しで、だんだんマンネリ化に陥る。
覚える段階だとだいたいこのような結果になります。
さらに女性の快感レベルを上げるにはどうしたらいいか?
そのレベルになると、覚えるより「体得する」ことが必要となります。コツの体得です。
コツは表面的な現象よりもっと本質のことです。ヘソです。核心です。
その女性の体質を理解し、どのようにすれば感度がグンと上がるかを感覚的に認識するのです。
難しそうに見えますが実はそう難しくない。もちろん、ちょこっと頭で理解すればできるものではありませんが。
コツをつかむ近道は正しい考え方を持つことです。女性のこと、セックスのこと、オーガズムのこと、そして自分のことなど。
アプローチの基盤が理解できないとなぜコツが重要かさえも分からない。手っ取り早くスキルを覚える方に心が行ってしまうのです。
具体例です。
誰でも一般常識として女性の胸が感じ安いということが分かっています。
そうすると、前戯においてもすぐ胸を触ります。どこかで覚えた触り方をしてみたり、過去の経験で上手くいった触り方を実行する。
その結果どうでしょうか。多分、感じる女性も居れば、そうでも無い女性も居る。反応はそれぞれ女性によって異なっていると思います。
そして、ここが問題です。
それで終わりにしてしまう!それで胸へのアプローチが終わってしまうのです。
これが覚えているスキルでのアプローチの結果です。女性に対しての考え方も浅く、それ以上の深掘りもありません。こういうアプローチが一般的です。それ以上反応を高める事ができません。
コツを体得している男性はどうでしょうか?
まずはその女性の体質を見極めます。そもそも、すぐ胸へのアプローチに行きません。全身の性感帯を適切に刺激し、全体の快感レベルを上げてからです。その上で徐々に胸に刺激していきます。何倍も効果的なアプローチになります。
そして触ってみればすぐ分かります。この女性の現在の胸の快感レベルが分かります。
胸で感じ難い女性も居ます。胸だけでイクのではと思わせる女性も居ます。いずれにせよ、女性の体質を見極めながら、その女性の現在の感度の最高レベルを引き出すことを目指します。そして引き出します。
その女性が今まで経験した事が無いレベルの快感を引き出すのです。必ずしも上手くいくかは分かりません。タイミングもあります。女性の心の状態もあります。でも、目指すのです。目指す事でより確かなコツが分かってくるのです。
講習で実践練習をしていてもやはり物足りなく感じる事があります。レベル6、7位はいくはずなのに、3レベルで終わってしまっている。そして、それで良しとしている。ここが問題なのです。
何ごともコツです。
コツを体得するのです。体得したものは、一生役立ちます。
さらに上があります。レベルを7以上にするのです。
7以上にするには、さらにいろんな要素が必要となります。
一言で言えば総合的な能力です。
例えで言えばプロデューサーみたいなもの。またはプロジェクトマネージャーみたいなものです。
ビジネス的に言うと、コツの体得は戦術レベルの話しです。各アプローチをもっとも効果的に行なうために必要な能力ということになります。
そしてプロジェクトを成功に導かなくていけません。セックスで言えば女性を最高の満足に導くということになります。
コツを駆使したアプローチで女性の快感レベルをどんどん高めていきます。そのすべての過程をマネージングするのです。最初からゴールまでのプロセスをです。
前戯の前戯からスタートして最後のフィナーレまでをプロデュースする。その能力が必要となります。
もちろん、人と人との触れ合いですから、予想もしない化学反応がたくさん生じます。それらもすべて含めてプロデュースする。導くのです。
ここでは、適切な「考え方」を理解しているかが大きく影響します。オーガズムに至るまでの流れがしっかり理解している方は導き方がお上手でしょう。女性の体質を良く理解している人は、適切な流れで女性の体質を変えて行くでしょう。
そして、最終的にコツなどの次元を超えた大きな果実を楽しむ事になります。性のエクスタシー、限界の無いオーガズム、絶頂感、愛し合うだけで高まる心。これらは、コツで得られた快感という川の流れが集まって作られたものです。その流れを作る能力が重要ということです。
まずは、快感レベルをグンと上げられるコツの体得に全力を上げてください。
まさと